5. クライアント設定ファイル

クライアント側は、 「cfro-client.jar」 が配置されていれば動作しますが、 「createform.properties」 という設定ファイルを用意してAPIの動作を制御することもできます。 「createform.properties」 は、CLASSPATHが設定された場所に配置することで有効になります。

ヒント

設定ファイルのサンプルは、製品DVD-ROMの 「client/cfro1100client.zip」「sample」 ディレクトリに含まれています。

設定ファイルは以下のような「キー = 値」のプロパティリスト形式で記述されるファイルです。

remote.hostname = localhost
remote.port = 56789
remote.hostname
接続先のホスト名またはIPアドレスを指定します。 指定は必須です。
remote.port
接続先のポート番号を指定します。 指定は必須です。
ssl.enable
SSL通信を使用する場合は true を指定します。 true 以外を指定した場合はSSL通信は使用しません。 (初期値:false)
connection.retry
接続再試行回数を指定します。 0以下を指定した場合は接続を再試行しません。 (初期値:0)
connection.timeout
接続タイムアウト時間をミリ秒単位で指定します。 (初期値:180000)

「remote.hostname」と「remote.port」が指定されている場合、JavaのクライアントAPIでホスト名とポート番号の指定を省略することができます。

CreateForm server = CreateForm.getInstance();
//CreateForm server = CreateForm.getInstance("localhost", 56789); //通常