1つの監視フォルダで実行するジョブファイルは固定ではなく、複数のジョブファイルを切り替えて実行することが可能です。
ジョブファイルを切り替えることにより、監視フォルダの数を減らすことが出来ますので、メモリの削減にも繋がります。
ただし、ジョブファイルの切り替えは可能ですが、実行するランタイムは変更することは出来ません。

方法としては、以下の3つの方法があります。
なお、jobA、jobBを同じ作業ディレクトリに配置しておく必要があります。

《方法１》CSVファイル名にジョブファイル名を付与する方法（jobA_001.csv）
1)[ルール]画面を開きます。
2)[ファイル名からパラメータを取得]を有効にします。
3)[パラメータ]の[1項目]を"[実行オプション]ジョブファイル名"に設定します。
4)[変更内容を確定する]を押下します。

上記設定により、
・jobA.CSVの場合は、jobA
・jobB.CSVの場合は、jobB
が実行されます。


《方法２》CSVファイルの先頭行にジョブファイル名を追加する方法
1)[ルール]画面を開きます。
2)[ファイル先頭行からパラメータを取得]を有効にします。
3)[パラメータ]の[1行目]を"[実行オプション]ジョブファイル名"に設定します。
4)[変更内容を確定する]を押下します。

上記設定により、CSVファイルの1行目に追加されたジョブファイルが実行されます。


《方法３》アノテーションを使用する方法
CSVファイルの先頭にアノテーションによる、ジョブファイル名を定義します。
<cf:mf-annotation>
cf.opt.s = JobA
</cf:mf-annotation>

上記設定により、アノテーションにより定義されたジョブファイルが実行されます。