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3.機能リファレンス
帳票開発ツール「Create!FormDesign」製品の機能と操作方法について説明します。
3.1:FormDesignの操作
資源ファイルの管理
Create!Formでは帳票資源ファイル(Formファイル、Datamapファイル、Jobファイル)を「作業ディレクトリ」と呼ぶディレクトリで管理します。
ここでは、主に作業ディレクトリの管理とバックアップ等の操作について説明します。
3.2:エディタの操作
Formエディタ
Formエディタでは、フォームオブジェクトを配置して帳票のレイアウトを作成します。
ここではFormエディタの操作について説明します。
Datamapエディタ
Datamapエディタでは、Formファイル 上に配置した変数オブジェクトに表示するデータの取得位置を定義します。
データソースの形式によって異なるエディタを使用しますので、使用するデータソース形式のエディタの説明をご覧ください。
3.3:フォームオブジェクト
帳票レイアウトを作成する時に使用するオブジェクトの一覧です。
- 固定テキスト/テキスト変数
- 固定テキストやデータソースの内容を表示するオブジェクト
- 表オブジェクト(表組)
- データソースの量に応じて罫線の引かれた明細データを表示するオブジェクト
- PDFオブジェクト/PDF変数
- 既存のPDFの取り込んでレイアウト上に出力するオブジェクト
- 固定バーコード/バーコード変数
- バーコードやQRコードを表示するオブジェクト
- 固定イメージ/イメージ変数
- 画像ファイルを表示するオブジェクト
- グラフ変数
- データソースの内容をグラフとして表示するオブジェクト
- 日付変数
- 出力日時と時刻を表示するオブジェクト
- サブフォーム
- Formファイル上に他のFormファイルを埋め込んで表示するオブジェクト
- ページ変数
- 帳票のページ数(現在ページ数、総ページ数)を表示するオブジェクト
- マーク変数
- データソースの値によってチェックマークを表示するオブジェクト
- リンク変数
- PDFファイルにハイパーリンクを埋め込むオブジェクト
- 罫線/楕円オブジェクト
- 固定の直線や楕円、罫線を表示するオブジェクト
3.4:集計値の表示とデータ編集
集計値の表示
表オブジェクトやテキスト変数にマッピングされた範囲のデータの集計値を出力することができます。
集計値の設定については以下のPDFマニュアルをご覧ください。
データ編集
データ編集とは、入力されたデータを加工して帳票上に表示する機能です。
例えば、金額のデータ"1234"が入力された場合、この金額のデータにカンマや通貨記号を付けて"\1,234"という形で出力することができます。
予め用意された編集式のほかに、コマンドを組み合わせて独自の編集式を作成することもできます。
データ編集の詳細については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
3.5:改ページとフォームの切り替え
改ページ
帳票出力時に改ページする方法について説明します。
マルチフォーム
マルチフォームとは、複数のレイアウトから構成される帳票ジョブをページ単位でレイアウトを切り替えて出力する機能です。
マルチフォーム帳票では、改ページが発生したタイミングでレイアウトを切り替えます。
ここでは、マルチフォームの概要とマルチフォーム帳票の作成をチュートリアル形式で説明します。
マルチデータソース
マルチデータソースとは、1回の帳票出力に複数のデータソースを使用する方法です。
ここでは、マルチデータソースの概要、標準帳票・マルチデータソースとマルチフォーム・マルチデータソースの帳票作成をチュートリアル形式で説明します。
セット帳票
セット帳票とはマルチフォームの一種で、複数のレイアウトを1つのセットとして出力する帳票です。
ここでは、セット帳票の概要と帳票資源ファイルの作成方法をチュートリアル形式で説明します。
3.6:フォントの指定・多国語出力
フォント
ここでは使用可能なフォントの種別について説明します。
外字フォント
Create!Formでは帳票上に外字を出力することができます。
ここでは帳票上に外字を出力するときの設定について説明します。
PDF用埋め込みフォント
FormCast/FormCollectランタイムではフォントを埋め込んでPDFファイルを出力することができます。
ここでは、埋め込み可能なフォントの種類と設定方法について説明します。
PostScriptフォント
FormPritntランタイムではプリンターにインストールされたPostScriptフォントを使用して印刷を行います。
ここでは、PostScriptフォントの追加方法について説明します。
フォント置換
Formファイルのオブジェクトに設定されたフォント種別を一括で複数のFormファイルをまとめて置換することができます。
ここでは、フォントを置換するときに使用するフォント置換ダイアログの操作について説明します。
多国語出力
Create!Form(FormPrint以外)では、日本語と英語の出力に加え中国語( 簡体)、中国語( 繁体)、韓国語、フランス語、ドイツ語、タイ語の
計8 ヶ国語を出力することができます。
ここでは出力帳票に多国語を出力するときの設定方法について説明します。
リソースプロパティ変更機能
Create!Form(FormPrint以外)では、予め用意された設定ファイル(RPX ファイル)を使用してランタイム実行時にテキスト変数のフォント種別、
出力データを変更して帳票を出力することができます。
ここではリソースプロパティ変更機能を使用した帳票の出力方法について説明します。
3.7:PDF出力オプション
PDFセキュリティ
FormCast / FormCollectランタイムで出力するPDFファイルには、PDFファイルの印刷を許可しない設定や閲覧時にパスワード入力を求める設定を行うことができます。
ここでは、PDFセキュリティとして設定可能な内容と設定方法について説明します。
ビューアプレファレンス
ビューアプレファレンスとは、PDFファイルがPDFビューアで開かれた際に表示方法を制御する機能です。
ここでは、ビューアプレファレンスで制御可能な内容と設定方法について説明します。
3.8:印刷設定
プリンターの登録と印刷設定
FormPrint / FormPrintStageランタイムの出力先として使用するプリンターの登録や印刷設定について説明します。
3.9:ユーティリティ
テスト実行
Create! FormDesignは「帳票ジョブの作成」から「出力の確認」までを行うツールです。
帳票資源ファイル(Jobファイル、Formファイル、Datamapファイル)の作成が終わり、帳票ジョブが完成したら「テスト実行」を行います。
作成した帳票ジョブを実行して、PDFでの表示、またはプリンターへ出力して帳票内容を確認することができます。
テスト実行の手順や操作については以下のPDFマニュアルをご覧ください。
インポート
Create!Formでは、PDFファイル、Excelファイル、Wordファイルの既存帳票を取り込んでレイアウトを作成することができます。
ここでは、各ファイルの取り込み方法や制限事項について説明します。
テストデータ作成
「テストデータ作成」機能では、作成した帳票資源ファイルの出力を確認するテストデータを作成することができます。
テストデータの作成手順や対応するデータソーの形式については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
帳票仕様書の作成
Create!Formでは、作成した帳票資源ファイルからExcel形式の仕様書を作成することができます。
帳票仕様書の機能概要や出力手順、出力される仕様書の内容については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
資源ファイルのアップロード
運用環境(Linux / UNIX)で帳票資源ファイルを使用するときは、帳票資源ファイル一式を運用環境に転送する必要があります。
FormDesignには帳票資源ファイルを転送するツール「CFTU」が付属しています。
「CFTU」の操作手順や各ファイルの転送モードについては、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
ログ出力
Create!Formランタイム/ソリューション製品は、処理の進行に関するログをファイルに出力することができます。
ログの出力設定と出力内容については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
ログビューア
Create!Formランタイム製品の実行ログの内容は、FormDesign付属のログビューアから参照することができます。
ログビューアでのログの確認方法や表示については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
自動マッピング
通常、データのマッピングはDatamapエディタを使用して手動で行いますが、データソースがCSV形式の場合は「自動マッピング」機能を使用することができます。
自動マッピング機能の概要や操作については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。
QDFエディタ
QDFエディタでは、印刷時に使用される設定が保存されたQDFファイル(辞書定義ファイル)を編集します。
QDFエディタ概要や操作については、以下のPDFマニュアルをご覧ください。