Linux/UNIX環境でOracleデータベースを使用するときの設定
公開日:2018/01/09
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Linux/UNIX環境で帳票出力時のデータソースとしてOracleデータベースを使用するときの設定はどのようにすればよいですか。
Oracleデータベースを使用するときは以下を行います。
なお、Oracle Clientの導入が別途で必要となります。
1.XMLパーサーの導入
※V12はXMLパーサーの導入は不要です。
2.環境変数の設定
3.設定と動作の確認
詳細は以下の通りです。
1.XMLパーサーの導入
「Xerces-C++ XML Parser」のサイトよりダウンロードしたtarアーカイブファイルをLinux/UNIX環境へ転送し任意のディレクトリへ抽出復元します。詳細は以下の製品インストールマニュアルをご確認ください。
(V9)
PDFマニュアル「01.インストール」の各Linux/UNIX版の製品
(V10,V11)
オンラインマニュアル「1.インストール」-「1.2:製品のインストール」の各Linux/UNIX製品
2.環境変数の設定
環境変数「LD_LIBRARY_PATH」へ以下のパスを含めます。
・「1」のXMLパーサー導入ディレクトリ直下「lib」サブディレクトリ
・Oracle Client導入ディレクトリ直下の「lib」サブディレクトリ
以下は「/opt/createform」直下の「xerces-c」サブディレクトリにXMLパーサー、「/opt/oracle」直下へOracle Clientを導入した場合の設定です。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/oracle/lib:/opt/createform/xerces-c/lib
※環境変数の指定は1行で行います。
※ライブラリパス環境変数(例:LD_LIBRARY_PATH)はOSによって異なります。
設定方法の詳細は、「1」の「XMLパーサーの導入」に記載のマニュアルをご確認ください。
3.設定と動作の確認
下記の各ランタイムの確認コマンド実行して、製品バージョンと「-XML」が表示されることを確認します。
(「XX」は導入製品のバージョンが表示されます)
・Castの場合
コマンド:ccast --x
結果:Create!Form Cast Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
・Collectの場合
コマンド:ccollect --x
結果:Create! FormCollect Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
・Screenの場合
コマンド:cscreen --x
結果:Create!Form Screen Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
・Printの場合
コマンド:cprint --x
結果:Create!Form Print Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
・PrintStageWebの場合
コマンド:cprintst --x
結果:Create!Form PrintStageWeb Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
・Expageの場合
コマンド:cexpage --x
結果:Create!Form Expage Ver.XX.XX.XX-Adv.-UX-XML
※上記内容が表示されたことを確認後に実際の帳票資源ファイルにてDBデータソースを使用した帳票出力をご確認ください。
※Create!Formを動作させるための環境変数が別途で必要となります。
設定が必要な環境変数は以下についてご確認ください。
(V9)
PDFマニュアル「01.インストール」の各Linux/UNIX版の製品
(V10,V11)
オンラインマニュアル「1.インストール」-「1.2:製品のインストール」の各Linux/UNIX製品
(V12)
オンラインマニュアル「1.インストール」-「1.2:製品のインストール」の各Linux製品
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