帳票資源バージョンアップツール[UptoVxx]を使用して、複数の作業ディレクトリに格納された帳票資源を一括でバージョンアップできますか?
公開日:2026/10/14
- V12

Create!Form Vxxマネージャーに同梱されている[UptoVxx]を使用し、帳票資源のバージョンアップを行っています。
しかし、帳票資源が複数の作業ディレクトリに分かれているため、作業ディレクトリごとに[UptoVxx]を実行しなくてはいけません。
例えば、親ディレクトリを指定し、その配下の複数ディレクトリに格納されている帳票資源を一括でバージョンアップする方法はありますか。

[UptoVxx]は、1つの作業ディレクトリを指定してバージョンアップを行うため、複数の作業ディレクトリを一括でバージョンアップすることはできません。
ただし、[UptoVxx]はコマンドラインからの実行にも対応しています。
あらかじめ作業ディレクトリごとのコマンドを用意しておくことで、複数の作業ディレクトリを連続してバージョンアップすることが可能です。
■実行コマンド
UpToV12.exe <変換元の作業ディレクトリ> -o<変換先ディレクトリ> -l<ログ出力先ディレクトリ> [-r] [-d] [-p] [-s] [-c]
《コマンド説明》
[変換元の作業ディレクトリ]:必須
・変換元の作業ディレクトリを絶対パスで指定します。
・パスにスペースが含まれる場合は、ダブルクォートで括ります。
[変換先ディレクトリ(-o)]:必須
・アップデート後の帳票資源ファイルの出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。
・パスにスペースが含まれる場合は、ダブルクォートで括ります。
[ログ出力先ディレクトリ(-l)]:必須
・変換ログと互換性ログの出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。
・パスにスペースが含まれる場合は、ダブルクォートで括ります。
・指定したディレクトリが存在しない場合は作成します。
※指定したディレクトリにすでにログファイルが存在する場合、ログファイルは上書きされます。
[ランタイム用ファイルを生成(-r)]:任意
・帳票出力ランタイムで使用するFormファイルを作成します。
・このオプションを指定しない場合、該当のFormファイルをFormエディタで開き、保存する必要があります。
[データファイルをコピーする(-d)]:任意
・作業ディレクトリ直下のデータファイルを変換先ディレクトリにコピーします。
[プレビュー画像の作成(-p)]:任意
・Create!Form Designで表示される帳票のプレビュー画像を作成します。
[ダイアログを非表示(-s)]:任意
・実行中のダイアログを非表示にします。
[互換設定の適用(-c)]:任意
・UpToV12.propertiesに出力された互換設定を適用します。(V12.0.0以降で有効)
※UpToV12.propertiesには、マネージャーの[UptoV12]-[互換設定]で設定された項目が記録されます。
■実行例
以下の条件で、帳票資源A、帳票資源Bを連続してバージョンアップする場合の実行例です。
・[ランタイム用ファイルを生成(-r)]:有効
・[データファイルをコピーする(-d)]:有効
・[プレビュー画像の作成(-p)]:有効
・[ダイアログを非表示(-s)]:有効
・[互換設定の適用(-c)]:有効
【帳票資源A】
作業ディレクトリ:C:\work\v11\sampleA
変換先ディレクトリ:C:\work\v11\v12_sampleA
ログ出力先ディレクトリ:C:\work\v11\sampleA
【帳票資源B】
作業ディレクトリ:C:\work\v11\sampleB
変換先ディレクトリ:C:\work\v11\v12_sampleB
ログ出力先ディレクトリ:C:\work\v11\sampleB
《コマンド》
※コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。
cd "C:\Program Files\Infotec\CreateForm\12"
start /wait UpToV12.exe C:\work\v11\sampleA -oC:\work\v11\v12_sampleA -lC:\work\v11\sampleA -r -d -p -s -c
start /wait UpToV12.exe C:\work\v11\sampleB -oC:\work\v11\v12_sampleB -lC:\work\v11\sampleB -r -d -p -s -c
この質問・回答は役に立ちましたか?