RemoteObjectに必要なPCリソース
公開日:2023/03/08
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RemoteObjectを動作させるにはどのくらいのPCリソースが必要ですか
RemoteObjectで運用するために必要なPCリソース(CPU、メモリ、ディスクIO)は、
使い方により異なります。そのため、実運用に沿った形で、以下のポイントを
考慮して計測し決定してください。
・帳票の複雑度(オブジェクト数・データ編集数・キーブレイク数・条件設定数など)
・データファイルサイズ
・ジョブの保存期間
・(PrintStageランタイムの場合)プリンタドライバ
また、省メモリ・処理の高速化のためには次の構成がお勧めです。
運用に合わせて可能なものについては実施を検討してください。
・帳票の複雑度
・オブジェクト数、キーブレイク数、データ編集、条件設定などが多い複雑な帳票の場合、メモリ使用量が増加します
・データファイルサイズ
・投入するデータサイズが大きい場合、使用メモリ量が増加します
・帳票生成に使用する以外のデータを含まないデータを用意することをお勧めします
・ジョブの保存期間
・再印刷のためのジョブの保存期間は短くし、蓄積ジョブ数を抑える
・同時実行
・同時実行数を抑える・間隔をあけて実行する
・セキュリティツールによる対象の除外
・製品フォルダを除外の対象とする
・Windows Defenderについても除外する
・(PrintStageランタイムの場合)プリンタドライバ
・使用するOSやプリンタに適合するドライバを使用する
・プリンタドライバの推奨する設定についてはプリンタメーカーにお問い合わせください
参考値
以下の構成では、必要メモリは3.5GB(RemoteObjectが占有できるメモリ量)、
HDD容量20GB程度が必要となります。
・PDF出力にて使用
・製品サンプルにある簡単な帳票で、1~2ページ
・データファイルサイズ:4KB
・蓄積されるジョブ数:10万ジョブ
・同時API実行数:5
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