Magicfolderに必要なPCリソース
公開日:2023/02/14
- V12
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Magicfolderを動作させるにはどのくらいのPCリソースが必要ですか
Magicfolderで運用するために必要なPCリソース(CPU、メモリ、ディスクIO)は、
使い方により異なります。そのため、実運用に沿った形で、以下のポイントを
考慮して計測し決定してください。
- ・監視フォルダの数
- ・帳票の複雑度(オブジェクト数・データ編集数・キーブレイク数・条件設定数など)
- ・データファイルサイズ
- ・ジョブの保存期間
- ・各履歴の保存期間
- ・監視フォルダへの同時投入ファイル数・投入間隔
- ・(PrintStageランタイムの場合)プリンタドライバ
また、省メモリ・処理の高速化のためには次の構成がお勧めです。
運用に合わせて可能なものについては実施を検討してください。
・監視フォルダ構成
・監視フォルダ数に応じてメモリ使用数が増加します
・使用しない監視フォルダは削除する
・たまにしか使用しない監視フォルダは停止する
・監視フォルダ内に回収対象以外のファイルやフォルダを置かない
・監視フォルダ同士で入れ子にしない
・1つの監視フォルダ内のジョブは、順次実行されるため同時実行が必要な場合は監視フォルダを分ける
・帳票の複雑度
・オブジェクト数、キーブレイク数、データ編集、条件設定などが多い複雑な帳票の場合、メモリ使用量が増加します
・データファイルサイズ
・投入するデータサイズが大きい場合、使用メモリ量が増加します
・帳票生成に使用する以外のデータを含まないデータを用意することをお勧めします
・ジョブの保存期間
・再印刷のためのジョブの保存期間は短くし、蓄積ジョブ数を抑える
・同時実行・待機ジョブ
・同時に監視フォルダに投入するファイル数を抑える・間隔をあけて投入する
・待機ジョブ数を抑える
・セキュリティツールによる監視の除外
・製品フォルダ、監視フォルダ、出力ファイル出力先フォルダを除外の対象とする
・Windows Defenderについても除外する
・(PrintStageランタイムの場合)プリンタドライバ
・使用するOSやプリンタに適合するドライバを使用する
・プリンタドライバの推奨する設定についてはプリンタメーカーにお問い合わせください
参考値
以下の構成では、必要メモリは3.5GB、HDD容量20GB程度が必要となります。
・PDF出力にて使用
・監視フォルダ数:10
・製品サンプルにある簡単な帳票で、1~2ページ
・データファイルサイズ:4KB
・蓄積されるジョブ数(有効期限内のジョブ数):10万ジョブ
・同時データ投入数:5
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