ランタイム実行時にPDFセキュリティを指定したい
公開日:2007/08/09
- V12
- V11
- V10
- V9
- V8
- V7
- V6
- V5
FormCast、FormCollectランタイムを実行する際に、PDFセキュリティの内容を指定したい。
PDFセキュリティは、「ジョブファイル(スタイルファイル)」、「QDFファイル」、「実行オプション」で指定することができます。
指定の優先順位は、
(高) 実行オプション > QDFファイル > ジョブファイル(スタイルファイル) (低)
となります。
実行オプションでPDFセキュリティを指定することにより、ランタイム実行時に動的にセキュリティを設定することができます。
■暗号化レベル
-X40: RC4 40-bit セキュリティ
-X128:RC4 128-bit セキュリティ
-XAES128:AES 128-bit セキュリティ ※1
■RC4 40-bitセキュリティオプション
-Xp 印刷を許可しない
-Xd 文書の変更を許可しない
-Xs 内容のコピーや抽出を許可しない、アクセシビリティを無効にする
-Xa 注釈とフォームフィールドの追加や変更を許可しない
■RC4 128-bitセキュリティオプション
-Xe アクセシビリティを無効にする
-Xc 内容のコピーと抽出を許可しない
-Xpa 印刷:許可しない
-Xpl 印刷:低解像度
-Xld 許可:注釈作成、フォームフィールドの入力または署名
-Xlf 許可:フォームフィールドの入力または署名
-Xla 許可:文書アセンブリのみ
-Xln 許可:なし
■AES 128-bit セキュリティオプション ※1
-Xbn:許可:許可しない
-Xbi:許可:ページの挿入・削除・回転
-Xbf:許可:フォームフィールドの入力と既存の署名フィールドに署名
-Xbg:許可:注釈の作成、フォームフィールドの入力と既存の署名フィールドに署名
-Xbo:許可:ページの抽出を除く全ての操作
-Xpa:印刷:許可しない
-Xpl:印刷:低解像度 (150dpi)
-Xpr:印刷:高解像度
-Xbt:テキスト、画像、およびその他の内容のコピーを有効にする
-Xbs:スクリーンリーダーデバイスのテキストアクセスを有効にする
※1 V11以降のバージョンで設定可能です。
この質問・回答は役に立ちましたか?