XMLデータソース、DBデータソース利用時に処理がストールすることがある。
公開日:2008/01/11
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XMLデータソース形式、およびDBデータソース形式をマルチスレッドによって実行した際にCreate!Formの処理がストールすることがあります。
本現象は、製品で利用しているXMLパーサ(XML4C/Xerces-C)の内部で生じているメモリ関連の障害が原因となっております。
現在、XMLパーサを利用している処理は以下のとおりです。
■XMLデータソース
・Datamapファイル(*.dmx)解析
・XMLデータソース解析
■DBデータソース
・Datamapファイル(*.dbc)解析
この状況に対してCreate!Formでは製品に梱包しているJava API、.Net API において排他実行を行うAPIを用意しておりますので、入力データにXMLデータソース、もしくはDBデータソースを利用する場合にはそちらのAPIをご利用ください。
■Java API
public int synchronizedExecuteRuntime(RuntimeParam param)
■.Net API
int InfotecArchitects.CreateForm.Runtime.BaseRuntime.syncExecute(RuntimeParam *)
※)詳しくは、製品に付属しております各APIリファレンスをご覧ください。
ただし、C言語などによるランタイム実行を行う場合は、排他的にCreate!Formを呼び出す様にしていただく必要があります。
■V10、V11
V10、V11の製品においては、Java API、.Net APIからの呼び出しについて本制限に該当いたしません。
マルチスレッド実行において、executeRuntimeメソッド(Java API)、Executeメソッド(.Net API)をご利用いただけます。
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