帳票資源ファイルのアップデートをコマンドライン実行したい
公開日:2007/07/19
- V12
- V11
- V10
帳票資源ファイルのアップデートを行うが、複数の作業ディレクトリで管理しているため手動で1つ1つ実施すると時間がかかる。
アップデートをコマンドラインで行う方法はありますか。
V10以降のアップデートツール(UpToV10.exe/UpToV11.exe/UpToV12.exe)ではコマンドライン実行に対応しています。
アップデートツールはV11、V12ではプログラムディレクトリ(*1)、V10ではDesign導入ディレクトリ直下に配置されていますので、Windowsバッチファイルとして以下のコマンドラインを指定してすることで複数の作業ディレクトリを一括で変換することができます。
[変換コマンド]
・V10の場合
UpToV10.exe [変換元作業ディレクトリ] -o[変換先作業ディレクトリ] -l[ログ出力先ディレクトリ] -r -d -p -s
・V11の場合
UpToV11.exe [変換元作業ディレクトリ] -o[変換先作業ディレクトリ] -l[ログ出力先ディレクトリ] -r -d -p -s
・V12の場合
UpToV12.exe [変換元作業ディレクトリ] -o[変換先作業ディレクトリ] -l[ログ出力先ディレクトリ] -r -d -p -s
[指定オプション]
・ 変換元の作業ディレクトリ:必須
変換元の作業ディレクトリを絶対パスで指定します。
パスにスペースが含まれる場合はダブルクォートで括ります。
・ 変換先ディレクトリ(-o):必須
アップデート後の帳票資源ファイルの出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。
パスにスペースが含まれる場合はダブルクォートで括ります。
・ ログ出力先ディレクトリ(-l):必須
変換ログと互換性ログの出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。
パスにスペースが含まれる場合はダブルクォートで括ります。
指定したディレクトリが存在しない場合は作成します。
※既に指定したディレクトリにログファイルが存在する場合、ログファイルは上書きされます。
・ ランタイム用ファイルを生成(-r):任意
帳票出力ランタイムで使用するFormファイルを作成します。
このオプションを指定しない場合、該当のFormファイルをFormエディタで開き保存する必要があります。
・ データファイルをコピーする(-d):任意
作業ディレクトリ直下のデータファイルをコピーします。
・ プレビュー画像の作成(-p):任意
Create!FormDesignで表示される帳票のプレビュー画像を作成します。
・ ダイアログを非表示(-s):任意
実行中のダイアログを非表示とします。(V10.02.0以降で有効)
コマンドライン例)
UpToV12.exe C:\resource\workdir -oC:\resource\update -lC:\resource\logs -r -d -p -s
*1:V11、V12 Designマネージャのメニュー「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックして表示される
ダイアログの「バージョン情報詳細」ボタンより確認できます。
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